"人の心を結ぶのが音楽
傷ついた心を癒すのも音楽
言葉の壁乗り越えてゆく音楽
目には見えない偉大な力
それが音楽"
おんがく♪MUSIC /Def Tech
SEからすでに鳴り止まない歓声と手拍子。
2人が登場し、一曲目は2way nice guy
ジャンプ禁止のZepp Nambaでこの曲から始めるのはドSすぎる。
R-指定
「ここはジャンプ禁止されてるから飛んだらあかんけどジャンプ以外やったら何してもいいから"地に足つけて"好きなように踊ってください」
早速Def Techのかの有名な楽曲の歌詞を引用してくるR-指定さん。
最後のコラボでも「地に足つけて頭雲抜けるほど盛り上がろう」って言ってたけど、まさにこの箱にぴったりの言葉でめちゃくちゃアガッた。
「中学の時にTVで見てた人たちと一緒にライブできるのはやばい。あの時からずっと最前で活躍してるのが本当にすごい」
「俺には金のジャラジャラとかブリンブリンはないけど、ここ地元大阪にいる時からラップばっかりやってきた俺の体にはやばいリリックやパンチラインもバトルで吐いてきた言葉も刻まれている」
そんなMCからの「耳無し芳一Style」
怪談耳無し芳一とラッパーである自分を重ねた1曲。
そしてこの曲から続けて披露された「デジタルタトゥー」
MC→耳無し芳一Style→デジタルタトゥーの流れが素晴らしかった。
「デジタルタトゥー」はラッパーである限りついてまわる言葉の暴力、加害性について書いたネガティブな印象の曲だったのに、この日は違った。
「今日まで俺たちはラップとDJでかましてきたんやぞ」というツアーに呼んでくれた先輩へのフレックスだった。
そして最後の
"消し去りたくなる過去すら全部
手品みたく変えてく万札"
が、梅田サイファーでリリースしたKINGの
"R-指定 万券から万券"
のバースにかかってて、梅田サイファーでもメジャーデビューしたんやっていうかましなんじゃないかと思ったら……流石に深読みしすぎかな。
それくらいパフォーマンス含めてかっこよくて曲が持つ新たな一面を見せてくれた気がした。
そして何よりCreepy Nutsのライブに行き始めて初めての声出し有りのライブ、めちゃくちゃ楽しかった。
ーDef Tech
かっこよすぎてくらった。
Creepy Nutsがゲストだからという理由で見に来た訳だけど、想像以上にライブがかっこよくて楽しかった。あと、メッセージ性の強い曲が多くて、2人とも一人一人の目を見て歌ってくれてたのが印象的だった。
久しぶりに聴く「Catch athe Wave」はグッときたし、「My Way」で2人が向かい合って「Def Tech sound…」って歌った瞬間、もう、ね。鳥肌が立った。
一瞬でまだライブというものも知らず、部活にどっぷりのめり込んでたあの頃に引き戻された。
学校でも家でも歌ってたな、懐かしい…
何回聞いてきたか分からないMy Way、間違いなくこの日に聞いたMy Wayが1番かっこよかった。
アンコールはCreepy Nutsと「このまま」でコラボ。
Def Techの歌詞や曲を織り交ぜる R-指定さん。
なんとターンテーブルも出てきてDJ松永さんの擦りもあり!めちゃ貴重だったのでは…
Microさんには「リハとまた違うじゃん!鳥肌止まんないんだけど!」と褒められてた。
最後はDef Techだけで「おんがく♪MUSIC」を披露し、終了。
本当に最高のライブだった。
最後に撮影許可でたのでその写真を。
1ミリも笑わない松永さん。
Def Techのファンの方々にも「松永笑えー!!」ってツッコまれてるのおもしろかった。