みちのく潮風トレイル2日目
今日は新地町ルートから亘理ルートの山下駅あたりまで。
鹿狼山にも登るので楽しみ。
8:45
変電所のところからスタート。
荒吐余韻。
久しぶりに見たロットンがめちゃくちゃ良かったなぁ。
東北で響く都を歌いながら進む。
白幡のいちょう。樹齢240年。
新地町総合公園で一休み。
公園を過ぎると一気に山へ向かってる感じがしてきた。
が、まだまだ登山口までは遠い。
「自転車も止まれ」の標識は初めて見たかも。
鹿狼山入り口に到着。
ここまで10km、長かった。
45Lの荷物を背負っているのがなかなかに辛い。
樹海コースへ。
歩きやすい道が続く。
ハイカーさんもたくさんいた。
鹿狼山山頂!
寒かったけどめっちゃいい景色!
新地町側
吾妻連峰側
山頂でおにぎりを頬張り、お昼休憩。
ローソンの仙台みその焼きおにぎり、美味しかった。
蔵王コースへ
急な下り。かかとにできているマメが痛い。
行きに比べて全く人がいない蔵王コース。
鹿狼山のコースを往復する人が多いのかな。
誰にも出会わないまま下山。
やっぱり山を歩くのは楽しい。
名水真弓清水、枯れてる…?
パン屋さん
おじちゃん、声バリ渋。
ベーコンエピ、コーヒーを購入。
ベーコンエピめちゃ美味しかった。
右近清水。
公園で5分ほど休憩。山を下りてくると暑い。
ぽつんと置かれたビールケースがなんか良い感じ。
くるめがすりの家(旧小塩邸)
遠藤新設計。
街を抜け、海を目指す。
国道6号線が浸水したエリア。
今では綺麗に整備されているが、海も見えないこんなところまで津波がきたかと思うとゾッとする。
25km 県境 亘理ルートに入る。
登山靴でアスファルト、きついね…。
磯崎山公園で休憩し、38号線の海側の道を歩く。
38号相馬亘理線は津波からの多重防御として嵩上げされている。一昨年に全線開通したらしく新しかった。途中でルートが合流し、川を越えたあたりには桜が植えられていた。
中浜小学校
震災遺構で中の見学もできるらしいが、休館日なので外からのみ。
外からでも被害状況はよく分かるし、中も結構見え、津波の恐ろしさに言葉も出ない。津波にのまれていく様子はどんなに恐ろしかったことか…避難した人たちが助かったのが救い。
ある意味ここまでの疲れも吹っ飛び、気持ち入れ替え歩き進める。
小学校を見て大阪の北部地震や台風で被災した住宅の調査や修繕工事をしていたころを思い出した。シャッターや窓ガラスを突き破って家の中に入ってきた巨木に、どこかの会社の看板が刺さった屋根。自然の脅威と元の生活に戻るまでの苦労。本当にあの時は大変だった。
屋根の葺き替えの手伝いをしたこともいい経験だった、と言える今があることに改めて感謝。
と、色々思い出しながら歩いていると天気が悪くなってきた。坂元駅を越えたあたりから雨にやられる。
歩道は下り側のみ。
アスファルト辛いしマメが痛い。
次歩く時は靴を考えねば。
6号線の途中で2日目終了。
雨も止んでよかった。
ここから山下駅に向かい宿に移動。
歩いた距離:35.3.km
時間:8時間50分